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05.19
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 漂白されて、く。
記憶 嘘か本当かさえ
今ではわからずに
君の面影が揺れては
白の中に漂い消える

真っ白に、
真っ白に、
真っ白に、
真っ白に。

全てがわかってしまう。


僕等は対等でいたかったのに
自らそれを拒んで
見えないものだらけだった

今、見えるようになって
しまったのは、大人になったと
いう事なのだろうか



全てが真っ白になった今

誰を憎んで生きればいいか。

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ぼくより730日前を生きた人

欠落した感情で笑ってた

退廃的な虚無的な

何かを手放して、想像する青空

僕はうまく笑えてた?

 

錯覚する、面影は

塗りつぶした白

その線の一つ一つまで

 

見かけたあの日の影
いつか飲み込もうと
過去になったその文字列を
ただそっと瞼に焼き付けて

逃げる、

人という猛毒に耐性がなくなって
打たれる事に耐性がなくなって 
もろくなっている  弱くなっている 
もう小さな雨期ですら凌げないわ
立て直しが必要なくらいに 
そこかしこに亀裂が入っているの
この壁をこんなにもこんなにも
叩いたのは 、ほかでもない、あなたよ。
 
何処までも広がる美しさに
帰ってしまいたい
生きているかのごとく
ゆらめくそれに
金の橋が架かって
何処までも行けてしまいそうで
悲しみに暮れる廃屋の
その一室で死んでしまった
理にどうかそれを
見せてあげたくて
開け放つ扉に
空は優しかった
夢にもにも似た時間は
あっというまに終わりを迎え
現実に引き戻された時
星が恋しくて
独り泣く。

綺麗な歌が鼓膜に響きすぎて
頭を揺らすから 私は 
あの日に帰りたくて仕方なくて
どっち付かずの思いを 
投げ捨てるのです
明日も明後日もがんばれる
気がしちゃって それでも
明日も明後日も生きられる
気なんてしなくって
ただただ この音に揺られるんです

忘れたかった 青い記憶が
あざ笑うように目の前にいる
忘れないで 忘れないでって
どうしたって止めるすべなんて
なくて 私がどんどん どんどん
遠くに見えなくなって行って
いつかは 消えてなくなって
そんな ふうに この街に
溶けて変わってしまう

それに気がついた病の月 。
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